イボンヌさんのアトリエからやって来てくれたのは実は結構前。(だから紙タグも紛失してしまった。布タグは付いてます。)でも出会った時のことは今でもよく覚えています。だって今から三越で展示会という晴れがましい日というのに、なんとまあ情けない心細い顔をしているのでしょう!笑ってしまいましたよ。デンマークの空気の綺麗な自然豊かなところで暮らしていたから、不安でたまらなかったのかな。時々抱きしめてかまってあげたり腕の中で眠らせてあげたりしたら、たちまち機嫌のいい表情を見せてくれる。そしてちょっとお猿さんみたいな顔になって人懐っこさを発揮してる。時々声が聞こえる気がする。なに?なんて言ってるの?「大丈夫。ボクはいつもそばにいるよ。」