初めてアンナがギーギーを作った頃『オランダのショーの時、ベルギー人の幼い女の子がギーギーをとても気に入ってくれたの。でもお値段のこととか全然わからないと思うし無理だから、ママとお話しなきゃダメよって言ってあげたの。そしてしばらくしてその女の子がお母さんと一緒に戻って来て、私この子をおウチに連れて
帰るわ!って言ったのよ。何も心配することなかったみたい。その子ね、とってもお金持ちの子だったのよ。』と面白そうに話してくれました。しばらくぶりに新しいギーギーを作られたのは、その思い出がとても楽しいものだったからでしょう。体型は子供っぽく愛らしく、お顔は無邪気で可愛らしい。あの頃のまま。。でもモヘアをお馬さんに合わせて少し大人っぽく紫色に染められたのは、あのベルギーの女の子は今はもう成長して素敵なレディになったかしら、とアンナが想いをはせているような気がします。